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性暴力被害を語る際に考えるべきこと

最近の世の中は、性暴力について当事者は
「語らなければ何も変わらない」
「語ることこそが勇気ある」
と言うプレッシャーを与えられている気がして危惧します。

当事者の中にも
「語らなければ被害は終わらない」
「語らなければ回復しない」
とまで言い張る人も出てきて、
なんか、違う、本末転倒、だと強く思います。

性暴力被害について語ることは今やブームとなっていますが、
語りについてのガイドラインはどこにもないため
(治療における語りについては書籍はありますが)
被害者が傷つかない語り方、
語るときに留意すること、
より効果的な語り方、
など知り得ないまま開示してしまう当事者もいると思います。


そもそも語ることには大きなリスクが伴います。
語りを聞いた人から心ない言葉を浴びせられる
二次被害に遭うリスクがあることは
それなりに認知されていると思います。

それだけではなく、
トラウマを想起することや、
それを語ること、
語った文章等を目にすること
などでも不安に感じる人もいることも
気にとめておかなければなりません。


語ることを回復のプロセスとする心理療法もありますが、
語る相手は信頼できる臨床家であることが前提です。

治療というわけではなく、
被害を開示すると言うことならば、
語る相手は専門家に限りませんが、
本当に信頼できる相手であるか、
もう一度考えてみましょう。

特にネットで不特定多数に対して発信することは
大きなリスクを伴いますので慎重に行いましょう。
※匿名のつもりで発信しても個人情報を
 特定されてしまう可能性はゼロではありません。
 個人が特定されるリスクについても吟味ておきましょう。


性暴力被害について語る際には5W1Hにそって
語る内容をまとめておくと良いと思います。
まとめの時点で気持ちの上下があれば、
まだ時期ではないと言うのを判断する資料にもなります。

・いつ、語るのか
・どこで、語るのか
・誰に、語るのか
・何を、語るのか
・どう、語るのか
・何のために、語るのか

何のために語るのかという目的によって語る内容は
大きく変わってくると思います。

これだけはどうしても言っておきたいこと、
これだけはどうしても言いたくないこと、
も併せてまとめておくと良いでしょう。


被害について語ることも語らないことも、
当人の権利であり、選択権は本人にしかありません。
他人に強要されることでも
他人に流されることでもありません。

今選択をしても良いし、
明日でも良いし、1年後でも、10年後でも、
自分に合う選択をそのときそのときですれば良いのです。
迷う場合は結論を先延ばしにしたってかまいません。

語ることは正義ではありません。
善でも悪でもありません。
語らないことも善でも悪でもありません。

語ることは一つの権利であり
語らないことも一つの権利である。
語ることは一つの選択肢であり
語らないことも一つの選択肢である。

すべての当事者が、
いつも自分自身を大切にする選択を出来ればいいと思います。


この記事は携帯から書いているのであとで見直しします。
2018/3/11見直しました。

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