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加害者の処分と被害者の負担

加害者に対してどのような罰が下されたのか書きます。

私は警察に行っていないので被害届は出していないし
加害者のことを刑事告訴していません。
よって加害者に刑罰は下ることはないないので、
刑務所に入ったりはしていません。

民事裁判も行っていないので
加害者は損害賠償を請求されることもありませんでした。

では加害者は一切罰を受けていないのか、
私は加害者になんの訴えも起こさなかったのかといえば
そうではありません。

私は会社の規定に則って加害者を懲戒処分するよう訴え、
結果加害者は出勤停止の処分となり、
被害者側への会社の配慮で加害者は異動になりました。


加害者は会社の上司であり、
被害に遭ったのが職場の飲み会の後であり、
セクハラとして認められたことから懲戒処分となりました。

必死に訴えましたが、証拠がなく私と加害者の言い分も異なり
事実関係確認が出来ないということで
強姦自体は認められませんでしたが、
加害者が私にセクハラをしていたことは認められました。

懲戒解雇を要求しましたが、
強姦が証明できず懲戒解雇には至りませんでした。


具体的にセクハラとして認められた内容は加害者も認めた内容で
・被害に遭った日加害者が私の自宅に泊まったこと
・加害者が私に対して“興味がある”
 というようなことを言ったこと
です。

そこに、監督すべき立場であるのに上記の行為をした
ということで処分を重くしたというのが会社の話です。

逆に認められなかったのは
・強姦されたこと
・セクハラの具体的な発言内容
・強姦のあった日とは別の日に社内でキスされそうになったこと
・顔や頭を触られたこと
です。

また、加害者からパワハラも受けていたことも
会社に相談していましたが、
相談した部門が本社への報告を怠りました。


加害者の処分は社内に掲示されました。
掲示には出勤停止という処分内容は記載されましたが
何に対する処分であるか=セクハラをしたことは
私が記載を望まなかったため、
社内の大部分の人は知ることはありませんでした。
(会社の人はパワハラで処分されたと思っています)

異動は処分ではありませんでしたが、
顔を合わせたくないという私に配慮して会社が決めてくれました。


処分が決まって被害者である私にとってよかったのかどうかと言えば
よかったです。
加害者に対して自分が唯一起こした行動が懲戒処分の請求なので
100%思う通りではないけれどその行動が実を結んだのでほっとしました。

職場の上司から被害を受けたということが
私にとってとても重要な点だったので、
懲戒処分という手段は自分を納得させるのにとても有効な手段でした。
この手段を取って結果を出したことが
自分の考えや言動、これまでしてきたことへの
自信の回復につながったと感じます。


処分が下りたこと自体はよかったですが、
そこに至るまでの負担は心身共にかなり大きかったです。
すでにPTSDや抑鬱症状があり万全ではない中で、
会社のいろんな人から聞き取りが行われました。

聞き取りは私の都合で進められるわけではなく、
会社が主導権を握る訳ですし、
会社は加害者からも聞き取りを行うので
待たされたりせかされたりして落ち着きませんでした。

最終調査から処分決定の報告までは
本当に気が遠くなるほど待たされたと感じ、
報告を待たずにもう死んでいいと何度思ったか分かりません。

調査される際も、疑われたりはぐらかされたり
責められたりと感じるときもあり
聞き取りのたびに具合が悪くなって死にたくなりました。

事実を話すこと自体は嫌ではなく、
自力で思い出して語ることは負担と感じるより
意味のあることをしているという風に感じていましたが。


結局、被害自体と、被害後無理を続けていたことと、
処分で負担がかかったことと、処分が決まって安心したことで
処分決定直後に身が持たなくなって私は会社を休職しました。

休職はそれ以前にも医師から何度も進められていましたが、
加害者の処分と異動が決まるまでは
休んでも休まらないのでずっと断っていました。

とりあえず、やるべきこと、やれることが済んだので
少しゆっくりしないと取り返しがつかないだろう、と思ってもいたし、
結局会社側からも強く休職を勧められて
ほとんど倒れるように受け入れました。


加害者にとってこの出勤停止はどういう意味があったのか今考えてみると、
ただその期間会社に来られなくなっただけではなく、
信用・信頼やこれまで社内で積み上げてきたものが
崩れる結果となったのだと思うので、
処分以上の罰は受けているのではと思います。

その重さが重いのか軽いのかは分かりませんが、
裁くのも量るのも自分の仕事ではないかなと思います。

処分直後はもやもやも多分にありましたが
今はすっきりして加害者はもう赤の他人です。

反省しているか、恨んでいるか、知るよしもありませんが、
再犯さえしていなければそれでいいと思っています。


加害者を罰するというのは、
被害者にとって非常にエネルギーを消耗するため、
どうするべきか自分の心身や信頼できる人と相談して決め
進める方がいいと思います。

刑事、民事、懲戒処分、その他、どれをやったら正解というものはないですし、
やってうまくいくものがどれかもケースバイケースなので事前に分かりません。
ですがどんな選択をしても間違っていないと思います。

やってみて納得のいく結果を得られたのであればそれは本当によかったと思うし、
やってみてうまくいかなかったとか、余計体調を崩したとしても
その選択をしたことは悪いことでは全然ないです。
やらないことを選んだことだって勇気ある選択の一つだと思います。

何を選んでも、被害者は自分自身を責めなくてよい。
むしろ被害者は無条件に自分自身を頑張っているんだと褒めていいと思います。


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