考え事15~性被害と仕事

大人になって性暴力被害に遭った場合、
被害者は性暴力被害に関しては何の責任もないことに変わりはありませんが、
被害者個人が日々の生活を送ることに関しては、
自立した社会人である以上、例え被害で辛かろうと責任を問われてしまいますよね。


例えば、被害のショックで体調を崩したりして仕事に行けなくなれば、
職を失ってしまう可能性もあります。

遅刻欠勤早退に対して、職場が、
“性暴力被害に遭ったから”という理由を考慮してくれることは
現状の日本ではあまりないと言えると思います。

そして、仕事を失ってしまっても、自力で家計をやりくりしなければなりません。


家で寝こんでいても、独り暮らしであれば家事をやってくれる人なんていないですし、
家から出られないぐらいの不調であっても病院に連れて行ってくれる人もいない
かもしれません。
役所での各種手続きだって自分以外に行ってくれる人はいないかもしれません。

でも、家事をしていなければだらしないと思われるし、
病院に“きちんと”行って治療しろ、
そう言われてしまうのが大人の性暴力被害者です。


誰か支援してくれる人がいれば状況はだいぶ違うと思いますが、
まず自分に何が起きたかを話しづらかったり話したくなかったりすれば、
なかなか周囲から理解を得ることは難しいと思います。


被害者にとって困ることは、沢山あると思いますが、
大きなものは、自分の身体的、精神的症状を除けば、
職を失って収入が途絶えることだと思います。

貯金していれば、一時的に無職であっても、回復したときに再就職すれば
何とか生活立て直せるという方もいると思います。

しかし、再就職の際には面接で“この無職であった期間”について問われるわけで、
ブランクがあることで再就職が“ただの転職組”よりも難しくなるというのも
長い目で見た性暴力被害の影響だと思います。


私はいろいろな機関とつながりがあるわけではないので、
無知なだけかもしれませんが、
現状、性暴力被害者に仕事をあっせんするような団体は知りません。

あればいいのになあとは思っていますが。

働きたい性暴力被害者が働ける世の中になることを願っています!

(もちろん働くことだけがすべてではないし、
素敵なパートナーを見つけて生活している方もいるだろうし、
色々な生き方があると思います。)

ウェブサイトはこちら↓
性暴力被害者支援情報サイト“ぱーぷるラボ”

テーマ : 日記
ジャンル : 心と身体

コメント

性犯罪

こんにちは
ぱーぷるラボさん
現在の強姦罪から強制性行為罪と名称変更、今まで女性だけだったのが男性にも適用するそうです
今まで私は、強姦罪についてかなり抵抗感が強かったのですが、名称変更によって気が収まるような気もします

訂正のお願い

ワンストップセンター一覧の
「福島県」のリンク先が404 Not Foundになっています。
お手数ですが変更をお願い致します。

Re: 訂正のお願い

ご指摘ありがとうございます。
リンク更新いたしました。
対応&返信大変遅くなって申し訳ありません。

しごと

仕事難しいですよね
私は好きな事があったから、何とか引きこもり状態から脱して働けるようにまでなりましたが、体調不良とキャリアが積めていなく職歴が綺麗じゃないゆえに、つく仕事つく仕事ブラックの事が多くてげんなりしてきます。その度に性被害についてネットサーフィンをして時間が潰れる事が多々あります。もう割り切らないとしょうがない事なんですが、嫌な事がある度に性被害にさえ遭わなければとその所為ばかりにしてしまい、起死概念が強くなり余計に悪循環です。働けるようになっただけありがたいのですが、、、。
何だか原因をはっきりと皆に伝えられない分、すべて今の結果が自分のせいになっている気がして余計にやるせないです。
かといってそれだけがすべてじゃないから、何だか言い訳しているような気もしたり。皆さんどうやって性被害と折り合いをつけて日々生活されてるんでしょうね?気になります。

RE:しごと

コメントありがとうございます(*^^*)

被害後に働けるようにまでなってすごいと思います。
被害に遭うと自分を責めがちになってしまうと思いますが、自分のせいでも言い訳でもないと私は思います。

体調不良や職歴のブランクがありなかなか次の仕事で採用されなくなってしまうのはよく聞く話だと思います。
そして、なかなかいい職場に巡り合えず職を転々とする人もいると聞いたこともあります。

原因を話しても、信じてもらえなかったり、責められたりして傷つくこともあるので、結局言えないというのが今の世の中で、悪循環ですよね。


性被害に遭った人に数名会いましたが、会社員や公務員をしている人はほとんどいませんでした。
私が会った人は、性暴力に関する活動をしている人か、NPOなどの活動をしている人か、個人で何かしている人か、仕事はしていない人が多いです。

折り合いをどう付けているのかは人それぞれだと思いますが、信頼できる人に出逢えたことで回復した人が多いように感じます。
あとはみんなに共通というわけではありませんが、それなりに被害から時間が経たないと気持ちの重さが続いているのかなと思います。


私はどうなのかというと、上手く折り合いが付けられているかは分かりませんが、サイトやブログの運営で昇華していることと、仕事が忙しくてそれどころじゃないことと、他に腹の立つことが日々あって(仕事がブラックなんでしょうか…)、あまり被害のことは気にしなくなったという感じです(^^;)
本質的な回復ではありませんが、そんなのもありかなと思っています。
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