被害者にも加害者にもならないためにしていること

性暴力の被害を二度と受けないために!
と昔は過度で極端なものを含む防犯対策をしていました。

極論を言えば、「死んだら二度と被害に遭わない」
などと思っていた時期もありました。


今は、意識して“ザ・防犯対策”というような対策はしていません。
よいのかわるいのか分かりませんが。

常に性暴力に遭うこと前提でそれを防ぐために全神経を防犯に注ぐ
という生活にはもう疲れてしまったし、
被害を防ぎ、さらに二次被害を防ぐためにはと、
自分にどんどん鎧を着せていくのもなんか違う気がすると思い始めました。


今心がけているのは、
“信頼できる人、相談できる人を大切にし、尊重すること”
です。

口で言うのは簡単ですが、
一度被害によって人間に裏切られた自分には、
まず信頼できる人を作ることが難しいし、
他人も自分も大切にすることも
ずっとしてこなかったので難しいことでした。

変わるためにはエネルギーが必要ですが、
被害者にとどまり続けることもエネルギーが必要だと思います。

被害者で居続けることに疲弊してきたので、変わりたいと思い、
苦手だし気が進まないけれど、
人を信頼してみようと思って本当にわずか数人を信頼してみました。

その人達が自分にしてくれるように、
相手を気にかけるようにしてみました。
相手の言うことを否定せず、
なぜそう思うのか考えるようにしてみました。

そうするとずっと得ることができなかった
“安心感”を得ることができました。

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性暴力の定義

性暴力の定義は、あるようで見つからなかったのですが、
見つけられないのは私の英語力がないせいで、
WHOにきちんと定義がありました。

英語が苦手なので、WHOの本文をGoogle翻訳にかけたものが和文です。
少し変な日本語になっているところもありますが、
ニュアンスは伝わるかと思います。

英語の原文は記事の後半に引用しているので、読みたい方はどうぞ。

性暴力はどのように定義されていますか?

性的暴力とは、被害者との関係にかかわらず、性的行為、性的行為、望ましくない性的な発言や進歩、または強制的な方法で人の性行為を訴える行為、これに限定されるものではありません。強制は、あらゆる程度の力をカバーすることができます。物理的な力とは別に、心理的な脅迫、脅迫やその他の脅威、例えば身体的害の脅威、仕事から逃げること、求められている仕事を得ないことなどがあります。また、酔っている人が酔っ払ったり、飲酒したり、眠ったり、精神的に状況を理解できないなど、同意を得られない場合に起こることもあります。性的暴力には、陰茎や他の身体の部分や物体を使用して、外陰部や肛門の物理的に強制された、またはそうでなければ強制的な貫入(わずかであっても)が含まれるレイプが含まれます。そうしようとする試みは、試みられたレイプとして知られています。二人以上の加害者による人のレイプは、ギャングレイプとして知られています。性的暴力には、口と陰茎、外陰または肛門の間の強制的な接触を含む、性的臓器を伴う他の形態の暴行が含まれ得る。

WHO CHAPTER 6 Sexual violence - World Health OrganizationをGoogle翻訳

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他人の幸せを妬んでいた頃

性暴力被害に遭って、何もかも信じられなくなっていた時、
私は、加害者ではない赤の他人の幸せまで呪っていました。

「あいつらどうせ犯されたことないんだろ。頭の中お花畑でうらやましいわw」
などと周りの被害に遭ったことがない人達のことを
バカにするような考えで頭はいっぱいでした。

周りの人はみんな無条件に幸せに見えて、
その幸せが恨めしいと思っていました。

なんで自分“だけ”不幸なんだろうとばかり考え、
本当に卑屈になっていました。

この認知のゆがみは、PTSDの一症状であることは後述しますが、
性格が歪んで僻みっぽくなって嫌な奴になり、
自分で自分が嫌いになっていました。

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性暴力被害が理解されない別の一要因

性暴力被害が思うようには理解されない理由として、
例えば、性についてはタブー視される文化だからとか、
男女の格差がなんとやらなどと言われます。

本当にそれだけなのかなとふと思いました。
性暴力被害が日本語で語られていないから
日本人には伝わりづらく理解されづらくあった
と言うのも一因ではないかなと思いました。


性暴力に関わる用語には専門的なものもあり、
それ以外にカタカナ語、和製英語、外来語も多くあると思います。

性暴力被害者支援分野や関連分野でしか耳にすることのない単語は、
今まで関心を持っていない人の耳には届かないのではないでしょうか。

分かるようで分からない言葉には
サバイバー、スライバー、セカンドレイプ、レイプミス、
レジリエンス、エンパワメント、トラウマ、フラッシュバック、
セラピー、カウンセリング、・・・

世間が活動に興味がなかったり否定的だったりするから
広まらないわけではなく
本当は興味があったけどよく分からない、難しいからと
付いてくる人が少ないと言うこともあるのではと思います。


なぜ性暴力被害者当事者&支援者業界には
分かりづらい用語が多いのか考えてみました。

語ることで傷つけられたり、伝わらないことで傷ついたり、
当事者や性暴力に関する活動や支援をする人は
そういった経験を重ねることでだんだんと
自分の語る言葉についつい鎧を着せてしまいがちなのかなと思いました。


自分の言葉で語りたいときと相手の言葉で伝えたいときと
上手に使い分けることが出来ればいいかなと思います。

理解の裾野を広げるのは一字一句から。


ここまで読んでくれてありがとうございます。
この記事は携帯から書いているので後で見直します。

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性暴力被害を語る際に考えるべきこと

最近の世の中は、性暴力について当事者は
「語らなければ何も変わらない」
「語ることこそが勇気ある」
と言うプレッシャーを与えられている気がして危惧します。

当事者の中にも
「語らなければ被害は終わらない」
「語らなければ回復しない」
とまで言い張る人も出てきて、
なんか、違う、本末転倒、だと強く思います。

性暴力被害について語ることは今やブームとなっていますが、
語りについてのガイドラインはどこにもないため
(治療における語りについては書籍はありますが)
被害者が傷つかない語り方、
語るときに留意すること、
より効果的な語り方、
など知り得ないまま開示してしまう当事者もいると思います。


そもそも語ることには大きなリスクが伴います。
語りを聞いた人から心ない言葉を浴びせられる
二次被害に遭うリスクがあることは
それなりに認知されていると思います。

それだけではなく、
トラウマを想起することや、
それを語ること、
語った文章等を目にすること
などでも不安に感じる人もいることも
気にとめておかなければなりません。

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